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2013年6月12日水曜日

Windowsストアに公開するアプリをJavaScriptで実装してはならない

オープンソースで問題ない方は無視してください。

WindowsストアアプリをHTML/JavaScriptで実装すると、簡単にリバースエンジニアリングされてしまいます。あまりにも簡単にWindowsストアアプリのソースが見えてしまったので、念のための注意喚起。

【手順】
  • VisualStudio2012を起動する。(Expressでも可)
  • 「デバッグ」メニュー → 「インストールされているアプリケーションパッケージのデバッグ」を選択
  • 「このコードの種類をデバッグ」が「スクリプトのみ」となっているアプリを「インストールされているアプリケーションパッケージ」から選択
  • 「start」で実行

ここまでソースが簡単に見られてしまうと、悪意を持ったユーザに狙われてしまう懸念があります。現に、Androidではアプリの改ざん(偽アプリの配布)が問題になっています。

C#で実装してもリバースエンジニアリングは不可能ではないですが、JavaScriptよりは難しいと思います。

少なくとも、業務アプリをHTML/JavaScriptで実装して、Windowsストアから配布するのは無し、かと。

2013年2月23日土曜日

WindowsストアアプリとWindowsデスクトップアプリの使い分け


Windows8からアプリケーションの種類に、従来からあるアプリの「デスクトップアプリ」の他に、「Windowsストアアプリ」(旧Metroスタイルアプリ)が増えました。

しかし、必ずしも全てのアプリをWindowsストアアプリで開発する必要はなく、今後もアプリの内容に応じてデスクトップアプリとWindowsストアアプリを使い分けるべきとMicrosoftは言っています。

何を基準に使い分けるのか、その説明が非常に分かりにくいため、整理してみました。

【開発者の観点から見た使い分けの基準】
  • Windowsストアアプリ
    • ストアでのアプリ配布を行える ※デスクトップアプリもストアで紹介のみは可能
    • マネタイズができる ※アプリの有償販売、課金、アプリ内広告配信が可能
    • カメラやGPSなど、デバイスの機能を簡単に利用したい
    • スワイプやピンチズーム等、タッチ操作を生かしたアプリを楽に開発したい
    • WindowsRT(ARM版Windows)にも対応したい
    • HTML/CSS/JavaScriptを使って開発したい
  • デスクトップアプリ
    • 既存の資産を生かしたい。
      • 既存のロジックやライブラリ(有償、無償)をそのまま利用したい。
      • WinフォームやWPFを使って開発した既存アプリを作り直したくない。
    • スキャナなどのWinRTでは対応していない周辺機器を扱いたい。
    • Windows7などにも対応したい。

【注意事項】
  • そもそも、Windowsストアアプリやデスクトップアプリで開発せず、Webアプリケーションとして実装することも選択肢の一つ。
  • Windowsストアアプリ(WinRT)は、iOSアプリによく似ている。
    • セキュリティの観点から、アプリにできる機能が大幅に制限されている。
    • 直接アプリ間で通信したりデータを受け渡すことができない。
    • アプリ間の連携は検索やシェア等のOSの機能を経由して行う。
    • ストア公開は審査が必要。ストアに公開せずにアプリを配布することはできない。
  • Windowsストアアプリの場合、アプリの配布が大変。
    • ストアに公開する場合、アカウント登録(有償)や審査が必要。
    • ストアに公開せずにアプリを配布する方法は、企業向けの方法しかない。
      • ストアを介さずに個人を対象にしたアプリを配ることができない。
      • 企業向けには、サイドローディングという方法があるが、これがまた非常に分かりづらい。また、追加ライセンスの購入等、追加出費が必要。
    • アプリはユーザー単位にインストールする必要がある。
      • (従来の)デスクトップアプリでは、一人のユーザーがセットアップすれば他のユーザーも使うことができる。
      • Windowsストアアプリの場合は、1台のPCを複数人のユーザーで共有している場合、ユーザーごとにインストール作業が必要になる。
  • キオスク端末のような、不特定多数が触る端末ではWindowsストアアプリは向かない。チャームやアプリバーの制御ができない(無効化できない)ため。

Windowsストアアプリの場合、注意事項が多くて大変です。

ストアに公開したい、とか、タッチ操作に最適化したい、というような明確な目的が無い限り、デスクトップアプリやWebアプリとして実装した方が無難と思います。

OSはWindows8だけではない訳ですから。

2013年1月16日水曜日

Windowsストアアプリによる業務アプリ開発

WinRTをつかったWindows8のアプリ(Windowsストアアプリ)の開発方法を調べていたんですが、開発者向けの情報が少ないです。

サンプルアプリとか開発入門とかはそれなりに情報があるんですけど、網羅的な情報が無いのでいざ業務で使うような本格的なアプリケーションを作ろうとすると不足している情報が多いという印象です。まあiOSとかAndroidも同じような状況ですので、WinRTだけがダメという問題では無いと思いますけど。

例えば、入力画面の入力チェックとか、どうすればよいんだろう。
ASP.NETとかSilverLightなら、入力フォームに対するバリデーターの仕組みがありそれを使えば良かったんですけど、WinRTにはその仕組みが無い、どうしましょ、とか。

逆に、サーバーサイドは選択肢多すぎて困っちゃう。
JSON使う?XML使う?フレームワークにはWCF使う?WebAPI使う?、まあ、そもそもWindows(.NET)じゃなくても良いよね、とか。

これからちょっと色々とまとめていこうと思います。